宝島社の「ムラヨシマサユキの大きなプリン型で作るお菓子」で大きなプリンを作ってみました。お菓子はたまに作るけどプリンだけがどうも苦手な私。こんな私でも上手くプリンができるかと不安を抱えながら作ってみたら、なんと私はパティシエになれるかもと勘違いするほどの出来栄えです。大きいプルプルの存在感、カラメルの苦味とプリンの甘味のバランスの良さ、滑らかな舌触り、材料はシンプルなのに凄いです。ここではムラヨシマサユキさんの大きなプリンのレシピで作った工程をお見せします。
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ムラヨシマサユキさんのプロフィール
ムラヨシマサユキさんは製菓学校卒業後にケーキ店、カフェ、レストラン勤務を経て、現在はパンとお菓子の教室を主催しています。
数多くのパンやお菓子の書籍を出版、NHKの「今日の料理」出演などメディアにも多数出演。オンラインの料理教室も大人気です。
「家庭で作るからおいしい」をコンセプトにしており、誰が作っても簡単に美味しくできると評判です。
レシピ本の紹介
今回作ったプリンのレシピ本には5種類のプリンを合わせて、19種類のケーキやデザートが掲載されています。表紙の大きいプリンの写真はプリン好きにはたまりません。実を言うと私もその一人です。発売時に書店で見た時には、こんなに大きいプリンが作れたら、いやいやこんなに大きなプリンが食べれたらと迷わず購入してしまいました。
25ページの全カラーのレシピ本と、フタができるお菓子の型が付属で入っています。このふたがただ物ではないようです。プリンは家庭で焼くと固まりにくいというのを耳にしていたムラヨシマサユキさんが、経験を生かして家庭でも焼けるようにと考えたふただからです。
プリンの材料はシンプルで、卵と牛乳と砂糖だけ。他のケーキのレシピを見ても、家にある材料もしくは田舎のスーパーでも購入できる物ばかりです。
ムラヨシマサユキの大きなプリン型で作るお菓子(ふた付きお菓子型)付属
2023年11月発行
出版社 宝島社
¥ 2,625
大きなプリン作ってみました
材料
カラメル用材料 上白糖(またはグラニュー糖)、水
プリン液 卵、上白糖(またはグラニュー糖)、牛乳
用意するのはこれだけです。我が家には茶色い砂糖しかないので、買い置きしていたお客様用のグラニュー糖のスティックを用意しました。ゴミがたくさん出るのでエコではないですね。ごめんなさい。
カラメル作り
良い感じで泡立ってきたからあとは褐色になるのを待って・・・んっ?いつまでも褐色にならないのは何故?5分経過、7分経過しても上の画像の用に白い泡のままです。
ネットではテフロン加工の鍋は焦げないからいいとか、色が分かりずらいからダメとか賛否両論ですが、いつまでも焦げないのはどうしてかは全くヒットしませんでした。
このテフロン加工かさえもわからない鍋のせいかと思い、ステンレスの鍋に変えたらすぐに褐色になっていい感じです。火を止め大さじ1杯の水を加えてプリン型へ。鍋の選択ミスはあったものの、ここまでは順調です。
プリン液作り
といた卵に砂糖を加えてよく混ぜます。
カラメルを作った鍋で牛乳を50〜60℃まで温めます。この時に鍋にこびり付いて固まったカラメルをゴムベラで混ぜながら煮溶かすのがミソです。
数回に分けて牛乳を加え、その都度混ぜます。
プリン液をプリン型にザルでこし入れます。
キッチンペーパーを引いたパッドにプリン型を置いて、1cmほど50〜60度の湯をはります。
あとはふたをかぶせて、あらかじめ予熱してあるオーブンで焼きます。150℃で27分から32分と書いてあるので30分焼いてみました。
焼き上がったので竹串で刺してみたら、中からプリン液が出てくるではありませんか。
このあともう10分追加で焼きました。右の画像が焼きあがり。不安で何度も竹串を刺して穴だらけですが、どうせひっくり返すので大丈夫です。時間オーバーでもふたのおかげで焦げる心配がないのが良いですね。
オーブンの温度や時間が同じでも、ご家庭のメーカーによって焼きあがり時間が違うかもしれません。卵の大きさも僅かでしょうがあるかもしれません。焦げる心配はないので確かめながら焼きましょう。
粗熱をとってから冷蔵庫で3時間冷やします。
出来上がり
レシピ本では型を外す時には1cmの熱湯を張ったフライパンに10〜20秒つけてから、型に沿ってナイフを差し入れ一周回して皿をかぶせるとあります。
フライパンを使うのが面倒なので、あのプリンを簡単にお皿に出す裏技でやることにしました。ナイフを入れてから皿をかぶせ、動かないようにしっかり押さえてその場で素早く回転するあの技です。遠心力の力の利用です。
できましたー!見た目最高でしかもプルプルです。
レシピ本の美しい大きなプリンには負けますが、私の中では上出来です。プルプルに回転を加えた裏技のせいで少し崩れはしましたが綺麗です。
満足して写真を撮ってから気づきました。お皿が汚いのはカラメルソースが多いせいかと思いきや、念のために2回続けて回転したこととお皿が浅いこともあって、型とお皿の間からソースが飛び散っていたのです。
食器棚、冷蔵庫、床と掃除する手間が増えました。こんなことならフライパンを使った方が良かったです。あの裏技は小さな型から外す時に使ったほうが良さそうです。
まとめ
完成したプリンは滑らかで、カラメルの苦さとプリンの甘さのバランスが最高でした。
ケーキ屋さんのプリンと比べても引けは取らない味です。プリン作りが苦手な私でもこんな絶品が作れるのですから、このレシピとプリン型は購入して大満足です。
来年のバレンタインには、大きなプリン型を使ったマーブルパウンドケーキでも作ろうかなと思っています。