生野菜よりも栄養豊富な乾燥野菜。そして味に関して賛否両論あるエースコックのワンタンメン。西日本在住の私には懐かしい味。苦手な人も多いと聞くインスタントラーメンでもあります。ワンタンメンに野菜を入れると美味しいのですが、野菜が高く使いきれない悩みを解消してくれるのが乾燥野菜です。この組み合わせは栄養もアップして味も最高です。今回使った乾燥野菜は、藤沢商事の「ちょい足し野菜プラス」。安価でスーパーでもドラッグストアでも手軽に買える乾燥野菜なので使ってみました。
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乾燥野菜とは
乾燥した野菜は天日干し、熱風凍結乾燥、そしてフリーズドライがあります。天日干しは生野菜を乾燥するまで天日に干したもの、熱風凍結乾燥は、野菜にブドウ糖またはゼラチンを加え熱風を当てて半乾燥させ、さらに凍結乾燥させたものです。フリーズドライは凍結してから乾燥させて作られたものです。
一番の違いは栄養価です。
天日干しは名のとおり日に当てて乾燥させるのでビタミンDが豊富です。そのほか鉄分、マグネシウム、カリウム、カルシウム、ナイアシン、食物繊維も生野菜の時よりも増えています。
切り干し大根は生に比べてカルシウムが約20倍、カリウムが約15倍、葉酸6倍、食物繊維約15倍と驚きの増え方です。
残念な点もあります。それは特にビタミンCが減ることです。乾燥野菜はどうしてもビタミンCやビタミンAの保持は難しいということです。つまり、ミネラル摂取に向いているということです。
フリーズドライは熱の影響を受けないため、ビタミンやミネラルはあまり損なわれず、また長期保存も可能という利点があります。
熱風凍結乾燥の栄養価はおおよそ天日干しとフリーズドライの中間と言って良いでしょう。フリーズドライよりも歯応えがあります。これは製造過程で加えるゼラチンやブドウ糖のおかげです。それらを加えることで野菜を戻したときの復元性を発揮し、風味や食感も維持できています。ブドウ糖だけを入れている商品もあります。
ちょい足し野菜プラス
藤沢商事のちょい足し野菜プラスです。1袋70g入っています。買い物に行くとスーパーでもドラッグストアでも良く見かけるようになりました。200円ちょっとくらいのお値段で、ラーメンには3〜5g程度使うのでお得です。
玉ねぎが入っているのは乾燥野菜では珍しいかもしれません。食べてみると玉ねぎの風味はさほど感じません。玉ねぎの苦手なお子さんにはいいかもしれませんね。
原材料はにんじん、キャベツ、たまねぎのほかにブドウ糖が使われています。
野菜の大きさは小さめです。焼きそばなどスープがない料理は気にならないのですが、ラーメンなどはどうしても野菜が摘みにくいです。
エースコックのワンタンメン
発売60周年を迎えたエースコックのワンタンメンです。ちぢれ麺でワンタンは肉が入っているのではなくツルッとしたワンタンが入っています。スープは鰹ベースに玉ねぎと松茸風味でこくがあります。
他のインスタントラーメンで味が似ているのがあるかと考えてみましたが無いですね。強いていうなら、名古屋のスガキヤのラーメンの味をもっとしっかりさせた味かなとも思いましたが、正解かどうかわかりません。
ちょっと濃いめの味なのでご飯と一緒に食べるとあいます。炭水化物祭りに最高です。
エースコックは関西の会社、東京や北海道では見かけず入手困難です。たまに置いてるお店もあるようですが探すのが大変なようですね。関西出身の方はネットで購入するようですよ。
乾燥野菜入りワンタンメン
乾燥野菜と卵入りのワンタンメンの出来上がりです。
インスタントラーメンは簡単で美味しいのですが、どうしても栄養不足になります。エースコックのワンタンメンは野菜にとても合うので最高です。
他に乾燥野菜が合うおすすめインスタントラーメンは、サッポロ一番塩ラーメンですね。塩味と甘味のある野菜が美味しいです。ぜひ好きなインスタントラーメンで試してみてください。
まとめ
ここでは乾燥野菜の良さをエースコックのワンタンメンとともにお伝えしました。ワンタンメンは時々無性に食べたくなる味ですが、食べ慣れていない、また初めて食べて人には無理な味のようですね。あなたの好きなインスタントラーメンに乾燥野菜を入れ、栄養をアップさせてさらに美味しく食べましょう。