NHK Eテレで放送されていた人気のソーイング・ビー6。ソーイングビー2から審査員をつとめているのがエズメ・ヤングです。番組の中での彼女は年齢を感じさせないお茶目な発言が可愛い女性。いつも着ている服も個性的ですよね。かつての彼女は世界中の洋服を研究し、その中には日本のコムデギャルソンも含まれていたことには驚きです。日本人としてちょっと嬉しいです。
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ソーイング・ビー6
ソーイング・ビーはイギリスBBC制作の番組で、NHK Eテレで2019年10月から日本語版が放送され、現在その6シリーズ目となります。イギリス全土から集まった裁縫自慢の12名の挑戦者が、さまざまな課題に挑戦するバトル番組です。
司会はサラ・バスコー
審査員はパトリック・グラントは1972年生まれ
ビスポーク仕立て屋のノートン & サンズ オブ サヴィル ロウと、その子会社 E タウツのデザイナー兼クリエイティブディレクター
もともとはエンジニアという異職の経歴を持っている長身のイダンディーなギリス紳士
もう一人の審査員がエズメ・ヤング
ソーイングビー2から審査員をつとめる。SwankyModeesの設立者の一人
「決勝戦!アモルファス・ドレス対決」では、番組史上初めて決勝に残った4人(通常3人)が、なんとエズメ・ヤングがデザインしたストレッチ素材のパーティードレスを作るものでした。
決勝に残ったレブラ、ブローガン、マン・イー、アニーの4人が、限られた時間内で悪戦苦闘して縫い上げる過程を見ていると、こちらまでなぜか焦ってしまいます。笑いあり涙ありで挑戦者それぞれの人生も垣間見れるところも見所の一つです。
見逃した方はNHKプラス、Amazonプライム、Huluでもご覧になれます。
今後の配信予定
・NHK Eテレ1ソーイング・ビー6(終)(20)
2月15日(木)午後10時〜10時30分「決勝戦!ジャンプスーツ対決」
・NHK Eテレ1ソーイング・ビー6(終)(20)
2月21日(木)午後1時30分〜2時「決勝戦!ジャンプスーツ対決」再放送
審査員エズメ・ヤング
エズメ・ヤングに興味を持ったきっかけは、彼女がデザインしたアモルファス・ドレスを作る課題を出した時に言った言葉。
「昔私が仲間とデザインした服で、博物館にも飾られているわ」
そして続けてパトリック・グラントが発言。
「エズメはこれを発表してポリウレタン素材のドレスの先駆者になった」
えっ、すごい人じゃないですか。興味が湧いてきたので調べてみました。
ドレス好きの幼少からデザイナーへ
1974年2月19日生まれ(74歳)
5人兄弟の2番目
ベッドフォードの聖霊修道院に通い、絵を描くことと裁縫を学び、その後セント・マーチンズ美術学校に進学
小さい頃からドレスアップが大好きで、10代の頃にはジャンクセールで買った服と、母親のワードローブから何かしら取り出したものとで、自分の美学に合わせて改造していたそうです。エズメの母親は服を隠していたらしいので、エズメに切られてしまうのをわかっていたのでしょうね。
初めて作ったスカートとチョッキは出来が悪くて一度しか着なかったという彼女がどうやって有名なデザイナーに登っていくことができたでしょうか。
1972年、ロンドンのカムデンタウン地区にSwankyModeesのブランドをを4人のデザイナーでオープン
メンバーは
ジュディ・デューズベリー、メラニー・ハーバーフィールド、ウィリー・ウォルターズ、エズメ・ヤング
世界中の博物館のアーカイブにアクセスし、代表的な衣服を再現するために、ヴィオネ、バレンシアガ、コム デ ギャルソンなどを研究
「これり大尉のマンドリン」、「トレインスポッティング」、「ザ・ビーチ」、「ブリジットジョーンズの日記」などの映画衣装を手掛ける
セントラル セント マーチンズ美術学校の教師
彼女を有名にしたアモルファス・ドレスはロンドンのV&A博物館にて展示
アモルファスとは単細胞動物のことで、ドレスを広げると一枚のアメーバーのような形から命名
体にフィットするこのシースドレスは、1980年代ナイトクラブに通う若者の間で人気となる
V&Aとは、ヴィクトリア女王とアルバート王子にちなんで名付けられた博物館で、応用芸術、装飾芸術、デザインを扱う世界最大級の博物館
2016年からソーイング・ビーの審査員を務める
自伝書「Behind the Seams: My Life in Creativity, Friends and Adventure」2022年発刊
コムデギャルソンは1969年に創業している。SwankyModeesよりも3年早いし勢いがあったので研究したのでしょうかね。京都の方までも勉強に出向いたようです。
映画衣装では「クロコダイルダンディー」の相手役のリンダ・コズロウスキーも着たと放送で言ってました。
Instagram:miss_esme_youngから
エズメの母親は踊るのが好きだったらしく、また彼女も踊るのが大好きらしいです。コメットさんの宇宙版のような装いで踊ってる若き頃の写真がInstagramに載っていますよ。
黒いレーシーな下着がプリントされたTシャツ姿のエズメをみると遊び心もあることがわかります。
まとめ
ソーイング・ビーは私の周りでも、裁縫するしないに関わらずみんな大好きです。
決勝のジャンプスーツはどんなデザインが出来上がるのか、優勝者は思った通りの〇〇でした。見逃した方は配信動画サービスで。
審査員エズメ・ヤングの凄さもわかると、彼女に対しての見方が変わります。可愛い個性的な女性からポリウレタンの先駆者となった最高の裁縫師にチェンジです。
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